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私の治療の考えを具体的に説明するために、妊婦さんを例にあげます。
ケーススタディ:逆子
至陰という足の小指の付け根にあるツボは逆子に対してとても効果があるとされ、有名なツボです。
ではなぜ至陰を使うのでしょう?経絡やエネルギーという観点以外に説明はできないのでしょうか?
以下の流れが、私なり考察したメカニズムです。
お腹が大きくなり、股関節を開いて歩く
足の親指を天井に小指を地面の方向に捻って歩く
小指の関節がロックされる
(→骨盤の下側が締め付けられ血流悪化)
骨盤が窮屈(=お腹の方が心地よい)
逆子となってしまう!
至陰の刺激で小指のロックを解除
→逆子が治る(かも)
上記の流れで私は至陰が逆子に効くと考えます。このような考え方をして、患者さまに起きている症状の原因を身体の動きと構造から紐解いていくのが整動鍼であり、私の治療法のやり方です。 詳細を読みたい方がおられましたらこちらを参考にしてください。
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